東京の医歯薬

日本という国は東京にたくさんの機能が集まっています。東京がなんらかの原因で壊滅状態になってしまえば、日本は機能しなくなるでしょう。政治や教育、経済はもちろんIT技術もそうだし、医歯薬分野もそうです。何か特別な治療を受けたり最高レベルの治療を受けるときにはやはり東京に来てしかるべき機関に行く必要があります。そうでなくても東京に住んでいれば、クリニックだったり個人医院の数の多さが目につくと思います。駅前はもちろん、閑静な住宅街の中にもなにかしらの開業医院があるのです。中でも歯科医院の多さは国でも問題となっており、コンビニより多いと言われています。ですので最近問題になっているのは歯科医の多さと同時に歯科医のワーキングプアです。開業してもライバルがたくさんいるのである程度の収入しか得ることが出来ない、またはそれすら出来ずに倒産していくということがたくさん起こっています。ですので国でも歯科医の数を調整しようということで、歯科大学の定員削減や試験の合格率、基準の見直し、そして定年を70歳にするなど、対策を練っているようです。合格率の方はここ数年で9割近いものだったのが7割にまで落ち込んでいるので、難易度が上がっていると見ていいと思います。このままいけば将来的には歯科医今よりもっとなることが難しい職業になるのかもしれません。一方で医師や看護師の不足問題は解決しないままでもあるので、この釣り合いが取れればなあと思います。

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